当財団と設立目的とビジョン

社会運動家・賀川豊彦の「愛と協同」の精神を受け継ぎ、1966年から先駆的にボランティア活動を始めた「ともしびグループ」、さらに1995年の阪神・淡路大震災を機に「ボランティア元年」といわれるほど、一気にひろがったボランティア活動を市民活動として定着させ、互いに助け合い支えあう、安心できる暮らしとまちづくりに寄与することを目的としています。

当財団は、「助け合い・支え合う社会をつくりたい」と願う人たちの思いを賛助会費や寄付、募金というかたちで集め、兵庫県内のボランティア活動への資金助成をしています。資金助成を受けたボランティアグループが社会的課題の解決に向けて行っている活動内容や成果について、当財団が機関紙等を通じて情報提供することにより、活動を支援くださる善意の支援金が集まります。また、当財団ではよりよい地域社会づくりに向けて、ボランティア活動の輪が広がるようボランティア同士の交流会を開催したり、ボランティア活動の手法や組織運営、ボランティアに関する知識などの学習機会を提供しています。

ボランティアとして支える側、支えられる側は固定的ではありません。賛助会費や寄付をしている人が空いた時間を活用してボランティア活動を行うこともありますし、ボランティア団体もバザーなどの売り上げによって寄付をすることもあります。お互いが支え合い、助け合うために、各々ができうるボランティアによって協力し、より厚みのある活動を生み出しており、人の力、知恵などのエネルギー、もの、設備、技術、場所などのボランティア資源が大きく回る「ボランティア活動の循環」を目指しています。

ボランティア活動の循環

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