“ミャンマー関西“の物語り

国際貢献を志して

「アジアの人達に何か貢献したい」

西保 昇(コープこうべ職員)

(代表の猶原信男さん)

ミャンマー関西は発足して10月で4年になります。代表の猶原信夫さんが国際貢献を志したのは、若いころから「アジアの人達に何か貢献をしたい」と考えてきたからでご自身の定年を機に行動に移しました。

ミャンマーを支援先に選んだのは、偶然でした。アジアの国々を回った後、神戸で外国人に日本語を教えるボランティアを始めて、最初に教えたのがミャンマー人だったのです。

以来、ミャンマー人から様々な相談を受けるようになり、ミャンマー本国の学校への支援も開始します。

(ミャンマー料理の講習)

ミャンマーでは、公立学校は授業料が高く、お金がなくて通うことのできない子供たちがたくさんいました。お寺が無料で学校を造っていますが、文具を買うこともできません。

そこで、ミャンマー第二の都市マンダレーに、最初(5年前)は鉛筆を持っていって配りました。その際、コープサークルのお世話にもなったそうです。2年目は鉛筆とノートを配布3年目は現地で遊戯と紙芝居をしたそうです。仏教国のミャンマーでは、「一休さん」が大層受けたそうです。

現在、学校不足を補うための移動図書館を構想中ですが、問題は車両の調達です。現地では高いので、お金と中古車の確保が目下の課題。9月にはマンダレーに行って協議をします。

現地と在日ミャンマー人への支援を行いながら、日本人にミャンマーについて知ってもらう活動もすすめます。10月10日(火)14時から、「ミャンマーの歩き方」セミナーを神戸生活創造センターで開催します。日本ではミャンマーについてあまり知られていませんが、この機会に、ぜひ関心を持ちたいものですね。

2017年8月

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