池永純一郎さんのちょっといい話

2011年10月10日投稿

共栄火災海上保険株式会社 神戸支店長

池永純一郎さんのちょっといい話

池永純一郎さん

池永純一郎さん(いけなが・じゅんいちろう)東京都出身。入社後、営業・損害サービス・企画部門を経て、2011年度より神戸支店に勤務。なお、前年度は経営企画部を統括していたが、その傘下にある広報室が中心となり、毎年、社会貢献活動を推進している。

一過性に終わらない、地道な社会
貢献活動を継続していきます

コープともしびボランティア振興財団は、毎年、個人・グループ・法人など多くのみなさまからご支援を頂戴しています。今回のインタビューでは、活動側ではなく、支援者側にスポットをあてたいと思います。財団設立当初から、法人賛助会員としてご支援いただいている共栄火災海上保険株式会社神戸支店長の池永純一郎さんに、企業としての社会貢献についてのお考えや当財団に対する期待についてお聞きしました。

共存同栄の精神で、社会の安定と発展に貢献したい

まず、当社がどのような事業体であるのか簡単にご紹介いたします。もともと、農山漁村民や商工業者への保険普及を目的として昭和17年に設立した会社であり、社名は産業組合(各種協同組合・協同組織の前身)の理念である〝共存同栄〟の2文字をとって命名されました。それ以来、設立母体を同じくする各種協同組合や協同組織と親密な関係を保ちながら、諸団体の事業を補償面からサポートするとともに、各種共済を補完する存在として事業運営をおこなってきました。したがいまして、一般的なお客様はもちろんのこと農業協同組合や漁業協同組合、生活協同組合等にも、さまざまな商品やサービスを提供させていただいております。コープこうべの組合員さんについては、その多くがCO・OP共済を利用されていると思いますが、カバーできない補償等については当社から提供させていただいており、たとえば自動車保険、がん保険、天災危険補償付傷害保険、個人賠償責任保険等があります。特に、最近は自転車と歩行者の接触事故が多発しており、携帯電話を操作しながら運転していた時の事故等が社会問題になっています。もし、接触事故によって歩行者が死亡もしくは重度障害を負った場合、加害者に数千万円という賠償金が請求されることも珍しくありません。高額な賠償金の支払いは本人や家族にとって非常に困難であることから、個人賠償責任保険は多くの方々にご利用いただいております。
なお、私ども神戸支店が担当する兵庫県は、協同組合運動に尽力した賀川豊彦ゆかりの土地であり、当社設立の背景からすると、とりわけコープこうべとは深いつながりを実感いたします。当社は、そのようなつながりを核として事業を営んでおります。
当社がコープともしびボランティア振興財団に支援させていただいたきっかけは、コープこうべとのつながりが深いこともそうですが、やさしさと思いやりに満ちた地域社会の形成をめざすという財団の考えかたに賛同したことも理由のひとつです。

週に

週に1回の銭湯と家庭菜園(野菜づくり)が趣味とおっしゃる池永純一郎さん(右)と、休日にはウォーキングで汗を流す明間徹さん(左/神戸直轄営業課長)

社員と役員が一緒になった、チャリティ物資の整理

当社は、コープともしびボランティア振興財団に対する支援以外にも、「共存同栄」・「相互扶助」という会社の理念を具現化するため、さまざまな社会貢献活動をおこなっています。そのひとつが、不要になった衣類や文房具等を西アフリカ・マリ共和国の難民キャンプに贈る「クリスマス・チャリティ」です。創立50周年(1992年)の時、不要になった旧制服7、000着をマリ共和国に贈り、現地の方々に喜んでいただいたことで社内のボランティア活動に対する機運が高まり、社員の自発的な呼びかけで1993年から「クリスマス・チャリティ」がおこなわれるようになりました。

西アフリカ・マリ共和国、現地の子どもたち

西アフリカ・マリ共和国、現地の子どもたち

毎年12月が近づくと、全国の支店や代理店等から物資の入った段ボールが本社に届きます。作業日には、仕事を終えた社員や役員が、自発的に仕分けと梱包に参加します。社長も参加するんですよ。私も参加しましたが、作業をしながら、つい「自分に似合うかな」と手が止まってしまい、女性社員から「早く作業をしてくださいよ」とたしなめられたものです。

「クリスマスチャリティ」の物資を整理している様子

「クリスマスチャリティ」の物資を整理している様子

同じく、1993年から「バレンタイン・チャリティ募金」も実施しています。義理チョコやホワイトデーのお返しなどを、有意義な目的に使うことができないかと女性社員が発案したもので、義理チョコをあげたつもり、ホワイトデーにお返ししたつもりで一口500円を募金します。「クリスマス・チャリティ」も「バレンタイン・チャリティ募金」もマリ共和国の難民キャンプの支援(井戸や学校建設、植林等)に使われています。
このほかには、熱気球「まもるくん」号によるボランティア活動(社会福祉施設等の皆さんとの交流)や、収集ボランティア(使用済切手やプリペイドカード、書き損じはがきを利用した募金活動)、森林保護活動にも力を注いでいます。また、全国の社員やグル―プ企業を対象とした緊急支援募金(口蹄疫により被害を受けた宮崎県の畜産農家や、東日本大震災に対する支援等)にも積極的に取り組んでいます。
このような社会貢献活動による、社員の意識変化についての分析はできていませんが、少なくとも一過性に終わらず、社会貢献活動を継続していくことを大切に考えたいと思います。うわべだけのかけ声では、「クリスマス・チャリティ」の品物は集まらなかったでしょうから、毎年会議室を埋め尽くすような品物が集まるという事実こそ、社員の意識の高まりなのだろうと思います。

横のつながりを持った社会貢献活動を

当社は、産業組合が母体という生い立ちからスタートし、他の協同組合や協同組織と深いつながりを持って事業をさせていただいています。その延長として、「クリスマス・チャリティ」や「バレンタイン・チャリティ募金」等の社会貢献活動について、横のつながりを持ちつつ、相互に連携しながら取り組むことができないだろうかと考えています。〝今年もチャリティの季節がやってきました〟という具合に、各協同組合等が共通のキャンペーンを実施すれば、多くの方々に認知されることとなり、参加者も増えることになると思います。これらの推進役をコープともしびボランティア振興財団にお願いできれば、おもしろい活動に発展していくのではないでしょうか。

共栄火災海上保険株式会社 神戸支店

共栄火災海上保険株式会社 神戸支店 (神戸市中央区元町5-1-6神戸共栄火災ビル)

TOPへもどる