甲南ふれあい食事の会
2009年7月発行/第60号
心のこもった食事づくりは、人と人との交流や心のふれあい、そして地域での仲間づくり、生きがいづくりにつながります!
活動場所である店舗建替えのために活動を1年半休止し、4月から再開した「甲南ふれあい食事の会」。メンバーお揃いの黄色いエプロンで、利用者の方々をお迎えするなど、以前と変わらず元気そのもの。代表の津村登志子さんにお話をうかがいました。
1995年に始まった「甲南ふれあい食事の会」は、高齢者のニーズをしっかり把握した、地域に根ざした活動を実践しています。現在、メンバーは10人、活動日は毎月第1木・金曜日、(1月、5月は第2)。家庭的なお料理には、季節感あふれる手作りのお品書きが添えられ、16名の利用者のみなさんに、毎回喜ばれています。新しい集会室に集まってこられたみなさんのお顔が、この食事会を楽しみに待ち望んでくださっていることを物語っていました。もちろんメンバーにとっても再開は嬉しいこと。
しかし今回の建替えによって、一から調味料等を買い揃えたり、活動の勘を取り戻すための予行演習をおこなうなど、再開のご苦労は並大抵ではなかったようです。その努力が実り、ブランクを感じさせないほど、和気あいあいと手際よく調理され、見ていて小気味よいほど。また、活動場所がバリアフリーとなり、今まで以上に安心して食事会を提供できるという意味では、建替え期間を待った甲斐があったのかもしれません。
食事サービスのボランティアには、会食型と配食型の2つのスタイルがあります。「甲南ふれあい食事の会」は、前者の高齢者を招いてのふれあい会食型で、主婦を中心としたボランティアとして取り組みやすい活動かもしれません。食事を提供するだけではなく、「ふれあいタイム」という交流時間があるなど高齢者の交流の場づくりであること、さらには、前日の出欠確認も兼ねた電話連絡は、地域のコミュニティづくりにもひと役買うなど、意義ある活動といえます。
昨今ボランティアの高齢化が課題となっているグループが多い中、「甲南ふれあい食事の会」は若いメンバーが多いのも心強いところです。「食という字は人を良くすると書く」といいます。「おもてなしの心(気持ち)で月一回の活動がみなさんの心に残るものにしたい」と津村さん。一期一会の心を大切に活動するグループを、これからも応援したいと思います。(2002年くすのき賞受賞)
関連ページ
- ふれあい喫茶ボランティアグループ「ロビー喫茶」 2008年10月1日
- 兵庫県伴走者協会 2009年1月15日
- KOKORO-NET in 神戸 2009年4月14日





