山田の里グリーンクラブ

2010年7月発行/第64号

今年も、「トライやるウィーク」でやってきた中学生たちの笑顔に出会えました!

里山林の保全と棚田の復旧・再生の活動をしている「山田の里グリーンクラブ」。「みのたにグリーンスポーツホテル」敷地内(神戸市北区山田町)で活動をされている、西本紘二さん(代表)にお話を伺いました。

トライやるウィーク

5日間の「トライやるウィーク」で生徒の様子が、どんどん積極的に変わっていくことは、活動の原動力になるそうです。

グループ結成のきっかけは?

定年後、地域のために何かしたいと、兵庫県「ふるさとひょうご創生塾」で、コミュニティづくりについて学びました。2003年11月、男性16人での活動が始まりました。現在のメンバーは40代から70代の男女42人(うち女性15人)です。

活動内容を教えてください

棚田や里道の整備と保全、林内の下草刈り・間伐・枝打ちなど里山林の手入れ、古代米・野菜・蕎麦・椎茸などの栽培、カブトムシの飼育などをおこなっています。特別活動として、「トライやるウィーク」で地元中学生を受け入れるほか、小学生対象の「環境体験学習」や親子三世代「体験型環境学習」として、収穫祭や昔遊び、木工教室なども実施しています。

伐採の説明、子ども達もボランティアも真剣!

伐採の説明後、一緒に作業をしました。中学生もボランティアも、真剣そのもの!

活動場所について教えてください。

ホテル敷地内の里山には、大小10枚の棚田跡があり、里道は整備されることなく、2つのため池は放置され、雑木が生い茂っていました。自分たちの知っている原風景を取り戻し、豊かな自然を次世代に伝えていきたいと、ホテルや地域の方々、県・市の担当者にお願いし、この場所で活動できることになりました。棚田4か所を開墾し、椎茸の栽培場も作りました。現在、モリアオガエルなど多種多様な生き物も生息し、在りし日の里山の姿が少しずつ蘇っています。

トライやるウィーク・遊歩道の整備

ハイカーや地元の方々にも喜んでいただいている遊歩道の整備を一緒に作業。最終日、「あと、1週間やりたい!」という中学生の言葉に、感動しました。

活動で気をつけていることや工夫はありますか?

活動の時間は自由で、和気あいあいと参加できる雰囲気を大事にしています。夏場は連日活動することもありますが、安心安全を心がけています。

植物図鑑を作成されていますね?

行政の助成を得て、「野草花」「キノコ」「木の葉」など、活動場所に自生している植物等を調べ、図鑑を作成しました。地域の子どもたちの教材として役立っているのはうれしいですね。

今後の活動について

山田町には、日本最古の民家「箱木千年家」や「農村歌舞伎舞台」など、数多くの文化財や伝統行事が残っています。今後は、活動地を森林環境学習および山田の里の文化財探訪の拠点にしていきたいですね。

〈取材を終えて〉

里山再生は 、男性のパワーが最大限に発揮できる活動。汗を流し、いきいきと活動されている男性メンバーの様子は、本当に素敵で頼もしく思いました。
団塊世代のあなた! 里山再生に臨む「山田の里グリーンクラブ」を見学してみませんか!?

山田の里グリーンクラブ
E-mail:nishimoto-koo@lake.ocn.ne.jp(西本)

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