「古本募金きしゃぽん」担当者からのご挨拶

2017年5月25日投稿

『古本募金きしゃぽん』を運営している嵯峨野株式会社 佐藤若菜です。

コープともしびボランティア振興財団と古本募金きしゃぽんは、東京都内で、2016年3月に開催された「ファンドレイジン日本2016」での展示ブースで出会いました。

そのご縁で、2016年7月より、「ともしび財団古本募金」の運営を担当しております。

きしゃぽん大村社長(右側)と佐藤さん(左側)

『家にある読み終えた本で寄付ができる』ことを地域の方々に、財団を通じてお知らせしましたところ、たくさんのお問合せや、お申し込みをいただいております。誠にありがとうございます。

ともしび財団のように、地域の方々に支えられている団体と協働することは、きしゃぽんが長く目指してきたことです。

ともしび財団古本募金の活動により、いままでにないほどのたくさんの方に、古本募金の活動を知っていただけることとなりました。

 

読み終えた本で募金するきしゃぽん『喜捨(進んでモノやお金を寄付すること)』の仕組みが生まれたきっかけをお話しします。

 

きしゃぽんを運営するのは、中古書籍の買取販売業を営む、嵯峨野株式会社です。

買取業というのは、私共を信頼して、買取を任せてくださるお客様からの仕入れが命です。

全国から宅配便にて、買取をお任せくださるお客様に、「この会社にしてよかったと感じていただける事はなんだろう」と常々考えていました。

 

そんなとき、東日本大震災があり、「心のとしょかん」メンバーとして活動し、避難所にミニとしょかんをプレゼントするボランティアを経験することとなりました。

 

被災地には、各地から本が送られてきていました。しかし、その本は、ボロボロだったり、似たようなタイトルや、偏った思想の本など、災害で避難している人々の心情にそぐわないものもありました。

私どもは、古本屋でありながら、避難している人々のリクエストをきいて、新品の本を寄付することにしました。

それは、現地の方々が本を読み終えた後に、我々が本を買い取りすることで、そのお金をまた新しい本を買う際の資金にしてもらえると考えたからです。

 

この活動をきっかけに、中古書籍買取販売業でブラッシュアップしてきたビジネスの仕組みをそのまま使って、賛同していただける方が本を箱に詰めてくだされば、着払いで受け取り、好きな団体を支援できる、「宅配便による古本募金」という仕組みを確立しました。

 

また、古本募金きしゃぽんからも、1件のお申込みにつき、100円の協賛募金を買取金額に追加してともしび財団に寄付しています。

 

長く大切にしてきたものを募金に変えるお手伝いができることは、大変に光栄なことです。

しばしば心苦しいのは、買取できないものがあることです。

チラシやお電話の際に、わかりやすい表記となるよう注意していますが、ご連絡があった場合には、お片付けの様子をお伺いしたうえで、状況に合ったご案内を心がけています。

また、お申込みから募金の報告までに必要な個人情報をお預かりすることになりますので、それらの取扱に厳しく取り組むことも大切な仕事となります。

 

財団を支援される方の多くは、コープこうべをご利用の皆さまです。

皆さまのご支援の熱には、いつも驚かされています。

「また送りますね」

「こちらこそありがとう」

温かいお声がけをいただき、スタッフ一同、大きな喜びを感じています。

 

これからも皆さまの大切にされてきた品を、1点ずつ確認して、適切にリユース・リサイクルします。

ご支援くださる皆さまとご一緒に、ともしび財団の活動を応援して参ります。

 

(古本募金きしゃぽん 担当 佐藤若菜)

嵯峨野株式会社にて

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