三上公也さんのちょっといい話

2015年10月7日投稿

株式会社ラジオ関西報道制作局専任局長兼エグゼクティブアナウンサー

人生の後半期こそ、ボランティアを
その行動が心身の健康と充実につながる

三上さんインタビュー写真

三上 公也さん (みかみ・きみや) 1956年生まれ。日本大学芸術部放送学科卒。1979年株式会社ラジオ関西にアナウンサーとして入社。情報番組や音楽番組など数々を担当。現在「三上公也の情報アサイチ!」のメインパーソナリティを務める。報道制作局専任局長兼エグゼクティブアナウンサー。趣味は乗り物全般(とくに鉄道と飛行機)。FeelKOBE観光推進協議会委員、コープ・ステーション「おはようコラム」担当。

 

朝一番のニュース・情報が満載の人気番組[三上公也の情報アサイチ!]。毎週火曜日の〝ともしび!朝ボラ情報〟(2015年3月末終了)では、(公財)コープともしびボランティア振興財団が助成するボランティアグループが出演し、活動内容やその意義について語りました。メインパーソナリティの三上公也さんに番組のようすや財団に対するメッセージについてお聞きしました。

ボランティア活動者の
共通点は元気で明るい!

〝ともしび!朝ボラ情報〟は約2年間続きました。子育てや福祉、環境保全、まちづくりなど元気なボランティアグループが毎回登場され、スタジオはとても賑やか(笑)。生番組のため、早朝のハーバーランド本社まで来ていただくか、もしくはスタジオと電話で中継し、放送することもありました。数人での出演とか、人形劇で使うパペットや昔の手作りおもちゃなど、活動に関する小物を持参された方も結構いらっしゃいましたね。

放送前、たいてい「緊張しています」とおっしゃるのですが、マイクの前に座るとなかなかどうして(笑)、落ちついてわかりやすく話されます。ときには思いが強すぎて、コーナーのエンディングにひっかかることも。時間内に終了できるか、ヒヤヒヤしたこともあります(笑)。放送期間中、計109グループが各々に個性を発揮されました。共通点は元気で明るく、表情がキラキラ輝いていること!まず自分たちが活動を楽しんでいる姿がとても印象的でした。

ともしび財団は協同の
精神を象徴する存在

私は東京出身で、大の巨人ファンなんです。私以外の家族はみな阪神ファン。巨人が勝つと家の空気がよどみ、阪神が勝つと家の中は平和そのものなんです(笑)。そのようなささやかな日常のひとコマを一瞬でかき消したのが阪神・淡路大震災。私が神戸に住み始めて16年目のできごとでした。当時[三上公也の朝は恋人]という番組を担当していて、自宅で朝刊を読んでいたら、いきなりゴォーという音とともに突き上げられ、あのすごい揺れが。家族や親戚の無事を確認した後、すぐに会社のある須磨(当時)に車で向かいました。その夜は一旦帰宅し、約1時間仮眠したのち、徒歩で被害状況をつぶさに取材しながら出社。69時間、CM抜きで震災報道を担当したのですが、停電でテレビが映らない中で、迅速に情報を発信するラジオの役割は大きく、ラジオアナウンサーの使命を強く感じました。

その翌年、コープこうべでは組合員に限定しない、ボランティア活動を支えるためのともしび財団が設立されましたね。ボランティアは無償でできると思いがちですが、人が動けばお金が必要になります。朝ボラに出演されたみなさんは、声を揃えて「財団によるボランティア活動の支援はとてもありがたい」とおっしゃっていました。財団の20年間のあゆみは、神戸の復興に尽力したボランティア活動の礎になったのだと思います。だから私が財団に期待したいのは、これからも末永く運営を続けていただくこと!このひと言に尽きます。ともしび財団は「一人は万人のために万人は一人のために」を象徴する、もっともコープらしい取り組みだとも思うのです。ですから〝ともしび!朝ボラ情報〟の番組再開をしたいですね。

人生の後半期にボランティア活動に参加するのは、社会の課題解決のみならず、自身の居場所づくりや認知症予防など、心と体の健康につながるといわれます。もし、私がボランティアをするなら、職業柄、朗読か絵本の読み聞かせかな(笑)。あなたも「これ、どうかな?」と思うような活動があれば、扉を叩いてみてはどうでしょう。考えすぎず、動いてみることが大事なのかもしれませんね。

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