栗木剛さんのちょっといい話

2015年4月1日投稿

栗木剛さんのちょっといい話

mottoひょうご事務局長、コミュニケーション麻雀協会理事

栗木 剛(くりき・つよし)さん mottoひょうご事務局長、コミュニケーション麻雀協会理事。コープともしびボランティア振興財団運営委員を務める(2006~2013年)。野外活動やレクリエーションゲームの指導、研修、各種セミナー、高齢者大学、職員研修など、あらゆる年齢層や参加者に対応し、福祉学習・子育て・人権・ボランティア養成・男女共生・青少年育成など、幅広いレパートリーで活躍。

栗木 剛(くりき・つよし)さん mottoひょうご事務局長、コミュニケーション麻雀協会理事。コープともしびボランティア振興財団運営委員を務める(2006~2013年)。野外活動やレクリエーションゲームの指導、研修、各種セミナー、高齢者大学、職員研修など、あらゆる年齢層や参加者に対応し、福祉学習・子育て・人権・ボランティア養成・男女共生・青少年育成など、幅広いレパートリーで活躍。

 

ボランティアを始めるきっかけはなんでもいい、活動の中で楽しい種を見つけてみて

2015年のインタビューでは、コープともしびボランティア振興財団設立20周年を記念し、これまで当財団を支えてくださった方にご登場いただきます。今号は、2006年から2013年にかけて、財団の運営委員として関わってくださった栗木剛さんです。講演や研修など、楽しい話術で会場をほんわか耕す舌耕家の栗木さんに、財団の思い出やボランティア活動に対するメッセージについてお聞きしました。

長続きのコツは肩の力を抜くこと

私は8年間、ともしび財団の運営委員を務めましたが、他の運営委員の方々のようにNPOを立ち上げた市民活動家であるとか、ボランティアを専門に研究してきた人間ではありません。学生時代、声が大きいという理由で募金活動に誘われ、その募金を届けたことで神戸青年赤十字奉仕団に所属してしまったのと(笑)、養護学校の教員を務めていた関係で、福祉の世界とのつながりもでき、ボランティアについて話をさせてもらうようになりました。野外活動の指導もやっていたので、水・電気・ガスのないサバイバルな環境は得意なほう。自然学校を業務とするだけでなく、実際に災害救護活動に出向くこともあります。日赤ボランティアに在籍していたため、私のようなフリーの人間にも、災害が起きると現地情報が来るんです。スマトラ島沖地震や東日本大震災にも出向きました。
阪神・淡路大震災では自身が被災し身動きがとれなかったんですが、じっとしておられず、3日後には瓦礫のまちを歩いていました。奉仕団の先輩を探していると、ボランティアで走り回っている姿を発見。無事を喜んだのも束の間、「ええとこに来た、手伝って」(笑)。避難所便利屋ボランティアとして約半年間、長田・兵庫に寝泊まりし、巡回活動に明け暮れました。
こんなふうに、日々の生活においてボランティアがふわっと存在している感じです。なんでもおもしろがるのが私の性分で、肩に力が入っていないから、長続きするんでしょう。財団の運営委員会では、肩の力を抜いてもらうような役を引き受けさせてもらったように思います。思い出深いのは事務局のみなさんと一緒に市民活動交流会を成功に導いたことです。慣れないイベントに舞台裏はてんやわんやでしたが、会場からよい反応をいただき、私の肩の荷も下りました(笑)。

阪神・淡路大震災直後の仮設住宅でのボランティア活動や、ともしび財団との関わりについて語っていただきました。

阪神・淡路大震災直後の仮設住宅でのボランティア活動や、ともしび財団との関わりについて語っていただきました。

コミュニケーション麻雀が高齢者サロンで大人気!

ボランティアは豊かな社会を築くための大きな力となるものです。今、もっとも熱い視線が向けられているのは、男性の参画ですね。とくに退職したシニア世代に取り組んでもらえれば、マンパワーとなり、自身の居場所づくりにもつながります。それを機に自治会など地域の接着剤役になってくれたらもっといい。会社人間だった人ほど、地縁に乏しく、外出のきっかけが少ないのですが、そんなタイプにおすすめしたいのが、兵庫県で誕生したコミュニケーション麻雀です。竹製の大きな牌を用い、2~3人がひと組となり、四方の卓を囲み、対戦します。《禁酒、禁煙、賭けない》をモットーに、チームで相談しながらやるので、自然と会話が盛り上がります。麻雀の得意な男性はものすごく頼られますよ(笑)。東北被災地の仲間づくりでも一役買うなど、全国の高齢者サロンで広がりつつあります。
興味深いのは、自治会などにおおよそ関心のないタイプが、麻雀に釣られてやって来ること。彼らが将来、自治会の担い手になってくれれば、地域に新しい風が吹くかもしれません。最近ではコミュニケーション麻雀を指導する男性グループができ、地域づくりに奔走しています。始めるきっかけは慈善の精神でも暇つぶしでもかまいません。ボランティア活動の中で、楽しいなと思える種を見つけてほしいものです。

2014年9月1日~7日、タワシ大の麻雀パイを携え、東北被災地3県16ヶ所をまわってこられました。

2014年9月1日~7日、タワシ大の麻雀パイを携え、東北被災地3県16ヶ所をまわってこられました。

栗木剛さんへのご連絡先は→こちらへ

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